他社では様々なインターネットサービスを提供しています。
ここでは、どのような種類のインターネットサービスがあるかを解説します。
まずは、現在主流である、光サービスについてです。
北陸エリアでは、他社光サービスは大きく分けて3種類あります。
それは、フレッツ光と、コラボ光と、au光の3つです。
フレッツ光とは?
フレッツ光とは、NTTが提供する光インターネットサービスです。
最初に始まった光インターネットです。
今ではコラボ光への移行がどんどん進んでおり、加入者は減っていっています。
コラボ光やau光がプロバイダとのセットで販売しているのに対し、フレッツ光は別途プロバイダと契約する必要があります。
フレッツ光について詳しくは下記の記事を参照してください。
プロバイダとは?
プロバイダとは、回線をインターネットと繋げる役割を担う接続事業者のことです。
代表的なものに、OCNやぷらら、ビッグローブ、ソネット、YAHOO!BBなどがあります。
自宅にフレッツ光を引いたとします。
その後、ユーザーがパソコンなどでインターネットを利用するには、プロバイダと契約して光回線をインターネットと接続してもらう必要があります。
したがってフレッツ光でインターネットを使うには回線事業者とプロバイダーそれぞれと契約し、それぞれ月額料金を支払う必要があります。
コラボ光とは?
コラボ光とは、NTTが光回線と、ONUやHGWと呼ばれるインターネット用のモデムなどをプロバイダなどの事業者に貸出し、その事業者が提供する光インターネットサービスです。
代表的なものに、ドコモ光やソフトバンク光などがあります。
こちらは基本的にはプロバイダとセットで販売されています。
また、NTTが提供する設備を借りているサービスのため、どの会社もほとんど同じ料金でオプションサービスを提供しています。
例えばどのコラボ光でも光電話は550円ですし、光テレビサービスも同一料金です。
フレッツ光やコラボ光はすべて同じ機器と線を使用するため、フレッツ光からコラボ光に変更する際や、コラボ光から他のコラボ光に変更する際も工事は不要です。
ドコモ光とソフトバンク光については下記の記事を参照してください。
au光とは?
au光は、auが提供する光インターネットサービスです。
au光はコラボ光ではありません。
なぜドコモ光やソフトバンク光と別なのでしょうか。
au光もNTTから光ファイバーを借りているのですが、通常の光ファイバーではなく、NTTが使っていない予備の光ファイバーを使用しています。
ダークファイバーと呼ばれるものです。
そのため、フレッツ光やドコモ光などNTT系光から、au光に切り替える際は工事が必要ですし、ONUやHGWもNTTとは別のau光用の機器が設置されます。
au光について詳しくは下記の記事を参照してください。
ホームルーターとは?
ホームルータとは、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリアが提供するインターネットサービスです。
光回線ではなく、携帯の5G電波や4G電波を利用します。
ホームルータと呼ばれる筒型の機器を自宅に設置します。
工事が不要で、コンセントに繋げるだけで使えるため便利ですが、携帯電波を使用するため、エリアによっては速度が出なかったり、使いすぎると速度を制限されることがあります。
各社のサービスについて詳しくは下記の記事を参照してください。
モバイルルータとは?
モバイルルータとは、ホームルータと同じく携帯の電波を使用するインターネットサービスですが、持ち歩いて外でも使えることがホームルータと異なります。
手のひらサイズで、充電して持ち歩きます。
どこでも使えますが、やはり速度が物足りないことが多いのと、速度制限がかかることがあります。
UQWiMAXなどが有名です。
集合住宅に住んでいる人や、引っ越しが多い人が利用していることが多く、
一戸建ての家で使用している方は少ないです。
ADSLとは?
ADSLとは、光回線ではなく、電話回線を使ったインターネットサービスです。
ADSLは古いサービスで、速度が光回線に比べて遅いです。
もうエリアによってはサービスが終了しています。
現在も使っている場合はほとんどがYahoo!BB!ADSLでしょう。
これも2024年3月末でサービスが終了するため、光回線などに切り替える必要があります。
ダイアルアップとは?
ダイアルアップとはADSLより更に古いサービスです。
電話の通話中の音声信号を使ったインターネットで、かなり速度が遅いです。
どのくらい遅いかというと、スマホの容量オーバーで速度制限がかかっている時より遅いです。
もうサービス提供終了しているプロバイダも多く、使っている人もほとんどいないでしょう。



